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M物語(TSF小説)

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おとり捜査

  12, 2017 08:05
おとり捜査 プロローグ

そこはアマンダのある六本木交差点から程近いビルの一室であった。ビルの窓
からは首都高速道路を渋滞で殆ど動かない車の列を見下ろせる。よく見ると楽
しそうにお喋りをしながら道行く人並みも眼下に見ることが出来る。
黒木郁美も数時間前までは、その人並みの中に居たのだ。

「ほら、もっと窓の側に近づけよ!」
「・・・・・」
「そこじゃ、外から良く見えないだろ!」

唯一身に付けている赤いエナメル素材で出来たハーネスは郁美の股間に食い
込んでいた。胸の所は刳り貫かれており、白いバストをあたかも強調するよう
露わに曝け出している。

「なにをしてるんだ!早くしろ!」

言い終わらないうちに安田信二の手にした台本が郁美の尻を叩く。Tバック状
態であるボンデージは郁美の大きな尻に振り下ろされた信二の暴力から守るこ
とはなかった。

郁美は言われた通り全身をオズオズと窓に近づける。明るい室内は窓を鏡へと
変貌させており、郁美の卑猥な全身を映し出している。

「そのまま動くなよ」

そう言うと信二は煙草に火を付け、手にした台本を捲りだした。

郁美の全身が窓に映し出されて、何分が経過しただろうか?彼女には気が遠く
なるような時間であった。誰も自分の姿に気がつかないよう祈るしかなかった。




今日、郁美は一ヶ月ぶりに六本木に来ていた。行き付けの美容院に予約が取れ
たのである。時間より早く到着した郁美は待合室で雑誌を読んでいると美沙と
名乗る女の子に声を掛けられたのである。二十歳を少し越えたくらいであろう
か。郁美より若干若いように思われた。色白でショートカットの彼女はとても
積極的で他愛も無い話が弾んだ。

しばらくして彼女はスタッフに案内され席を立ったが、殆ど同時に郁美の順番
も回って来た。おかげで待ち時間がとても短く感じられたのである。

カットが終わって勘定をしていると、偶然にも彼女とまた遭遇したのである。

「偶然ね♪」
美沙が声を掛けて来た。
「あっ、先ほどはどうも」
「こちらこそ。笑」
「とてもステキなカットね。誰が担当したの?」
「佐々木チーフよ」
「あぁ、だからか~」

郁美自身も今日の仕上がりは気にいっていたので美沙の賛美を素直に受け止め
たのである。

「貴方の髪も素敵だわ」
「そうかな~。」
「本当に・・・」
「これから撮影だから、ちょっと奮発して来たの」
「撮影?」
「そうそう、笑」
「美沙さんは、モデルさんかなにか?」

確かに彼女は目鼻立ちがシッカリしており、モデルかも知れないと郁美は思っ
たのであるが、身長は150cmを少し越えたくらいであろうか。162cmの郁美は内
心、モデルなら私の方が・・・などと思っていた。

「写真じゃなくて、動画なんだけどね。」
「へぇ~、すごい!」
「そんなことないよ。郁美さんだってOKだよ」

そう言って美沙は郁美を嘗め回すように見た。

「ないない。笑」
どちらかと言うと謙虚で真面目な性格の郁美は照れながら答えた。

「そんなことないって、紹介してあげようか?」
「えっ?いいわよ。笑」
「忙しいの?これからデートかなにか?」
「ううん、そうでもないけど・・・・・」
「じゃ、見学だけでも来たら?」

そう言うと勘定を済ませた美沙は郁美の返事も聞かず歩き出したのである。
半ば強引に郁美は美沙に誘われたのである。郁美の気持ちの中には、この娘が
出来るのだったら、私にもと言う気持ちもあったことは事実であった。

「近くなの?」
「うん、歩いて10分くらいの所」
「そうなんだ~」

10分歩いただろうか・・・。

「ここよ」
通りに面した雑居ビルであった。エレベータを待つ間、郁美胸は知らない世界
を垣間見る好奇心で高鳴っていた。

「ちょっと遅れちゃったから、怒られるかなぁ?」
「そうなの?」
「うん」

美沙と郁美は10階でエレベータを降りると”コスモ企画”と言うプレートの
付いたドアを開いた。

「おはようございます~!」
「遅いぞ!美沙!!」
「すみません!」

受付の壁越に会話が飛び交う。
「郁美さん、悪いけど話を合わせてね」
「えっ?」

「オマエ、今、何時だと思っているんだ?」
「すみません、友達と話が弾んで、つい・・・」
「友達ぃ~?」

男は美沙の後に続く、郁美を初めて見止めたようであった。
「あっ、失礼。友達が一緒だったのか」

「紹介します。友達の郁美です。」
「よろしく、お願いします」
郁美は軽く会釈をした。

「こちらが、監督の安田さん」
「はじめまして・・・」

安田は郁美に握手を求めた。郁美もそれに答えて手を出すと、安田は力強く郁
美の手を握り返して来たのである。

「美沙の友達にしては魅力的な娘だな」
「どういう意味ですかぁ~!それ」
ボーイッシュな美沙が口を尖らせる。
「そのままだよ」
「もぅ~」

同情を求めるように美沙は郁美を見るが、郁美の神経は別にあった。
安田はなかなか手を放そうとしないのだ。

「安田さん!いつまで郁美の手を握っているんですか!」
美沙がそれに気がつき安田を嗜めたのである。
「あっ、悪い。つい見惚れてしまって。笑」

そう言いながら、安田はやっと郁美の手を放した。
顔は笑顔を作っていたが、目は真剣そのものでる。郁美は蛇に睨まれたような
感覚に襲われた。

「ところで、久美ちゃんは一緒じゃないのか?」
「えっ?まだ来てないんですか?」
「一緒だと思ったよ」
「違います」
「あいつ、来たらお仕置きだな!」

その時、安田の携帯電話が鳴った。

「ちょっと、失礼」
安田は胸ポケットから携帯電話を取り出すと受信ボタンを押す。

「もしもし・・・」
「・・・・・・・」
「なにをいってるんだ!」
「・・・・・・・」
「早く来い!」

電話の相手を怒鳴りつけた。
「・・・・・・・」

「どうかしたんですか?」
美沙が心配して安田に尋ねた。
「ちょっと待て」
安田は電話の相手にそう告げると美沙に向かった言った。

「久美の奴、急に来れないとか言ってるんだ。」
「えぇ~!そんな・・・私、久美に嫌われたかな?」
「そんなことないよ」
「・・・・・・・」
「困ったなぁ、明日は大丈夫?美沙・・・」
「明日か・・・・、それより、・・郁美に代役をやってもらうとか?」
「えっ?」

突然の展開に郁美は困惑した。

「大丈夫よ。お願い、私、明日予定があるんだもの」
「・・・・・・・」
「いいでしょ?」
「・・・・・・・」
「じゃ、決まり。」
「じゃ、久美は断るからな」
安田は美沙に確認を求めたのである。
「はい」

美沙が返事をする。

郁美がモタモタしている間に話は勝手に決められてしまったのだ。
安田は電話の相手を怒鳴りつけると、代役が決まったことを告げ切ってしまっ
たのである。

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