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M物語(TSF小説)

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二人の身体 第三章 脱出逃亡

  15, 2017 12:21
二人の身体 第三章 脱出逃亡


石原美和子は変わり果てた娘の姿をガラスの向こうに見ていた。ガラスと言っ
ても睦美(将司)の部屋からはマジックミラーとなっており向こうから美和子
を見ることは出来ないのである。

「おい!開けろ!!」
睦美(将司)は取っ手の無い扉を足で蹴り上げたのである。この部屋は患者が
錯乱しても傷つかないよう全てが柔らかい合成樹脂で作られていた。将司が扉
を開けることを諦らめベットに腰掛けると同時に扉が開き飯田と美雪が入って
来たのである。

「睦美さん少しは落ち着きましたか?」
「・・・・・」
「今日は診察に協力して頂けますね」
「・・・・・」

飯田は椅子を将司の前に持って来ると自分で腰掛けたのである。美雪はその隣
でカルテのようなものを手に二人の会話を記録する準備をしていた。

「では、始めようか」
「・・・・・」
「あなたのお名前は?」
「あべ・・・まさし、阿部将司」

いつのまにか自分の発する女性の声にも将司は慣れて来ていた。この部屋に監
禁されて3日目になっていたのである。

「これは誰だかわかりますか?」
飯田は石原睦美の写真を将司に見せた。彼女は写真の中で天使のように笑って
いた。
「石原睦美」
「そう、では・・・これは誰だかわかりますか?」
今度は手鏡を将司に向けたのである。そこにも石原睦美が写っている。写真と
違うところは鏡の中の睦美は非常に疲れた顔をしているところであろう。
「石原睦美」
「そうです。石原睦美さんです、そしてこれは鏡なんですよ」
「・・・・・」
「鏡の中に写っているのはあなたですね」
将司は小さく頷く。
「もう一度、お尋ねします。あなたの名前は?」
「わかりません・・・・」
「先ほどあなたは鏡の中の女性を石原睦美さんと言いましたね。そして鏡の中
の人はあなたなんですよ」
「わからない・・・・・僕は、、石原睦美なんですか?」

将司は頭が混乱していた。睦美の身体から真央が消えてしまい。自分が体験し
たことが真実だったのか自信が無くなって来てしまったのである。

(もしかしたら、先生の言う通り、僕は石原睦美で将司だと思っているのは自
分の思い込みなのだろうか?本当に僕は精神病なんだろうか)

「そう、あなたは石原睦美さんです。しかし、阿部将司さんでもあります」
「・・・・・」
「あなたは多重人格と思われます。もちろん主人格は石原睦美さんですが、な
んらかの原因により阿部将司さんが出現したと考えられます」
「では、僕は石原睦美に作られた存在なんですか?」

飯田はその質問には答えなかった。将司の自己否定が極度の閉所症を引き起こ
し兼ねないからだ。

「最近、不眠、頭痛、原因不明の痛み、意識消失、消化器症状、吐気・嘔吐、
動悸、知覚異常・痛覚消失などはありませんか?」
「少し不眠ですが・・・・他は特にありません」

その時、扉が開き見知らぬ男が飯田を手招きした。
「ちょっと、失礼」

飯田は男のところまで行くとなにやらヒソヒソ話しをはじめたのである。代り
に伊藤美雪が将司の側に来て囁いたのである。

「将司さん、私は真央よ」
「えっ?」
「今夜2時に脱出させてあげるから、準備しておいてね」
「真央なのか?」
「しーっ!」

飯田が戻って来たのである。
「申し訳ないが、今日の診察は取り止めにします」
「伊藤君、ちょっといいかなぁ?」
「はい」

飯田が伊藤に話しをしたのは阿部将司と言う男性がこの病院に入院していたと
言うこと、そして石原睦美が蘇生した日に同じ場所で将司が死んでしまってい
たことが判明したのであった。そして、その数日前に藤原真央も亡くなってい
る事実を告げたのである。

「少し、因果関係を確認してから治療に当たろう」
「はい」

飯田は伊藤と今後の方針を検討すべく部屋を出て行ったのである。


ドグマ


その晩、将司は夢を見ていた。多くの男に囲まれ将司は恐怖に慄いていたので
ある。男達はニヤニヤしながら将司に迫って来ていた、ふと自分の身体を見る
とブラにショーツだけの露な下着姿である。男達は将司の身体を自分達のもの
にしようとにじり寄っているのである。

逃げようにも足が震えて動けない。女性の立場として襲われる恐怖を夢の中で
はじめて味わっていた。なにも出来ないうちに両側から二人の男に取り押さえ
られ、男達は将司の細い腕をそれぞれの側に引いた為、将司の腕は大きく開い
た恰好となった。

「やめろー、僕は男だ!」
「男?わぁははは・・じゃ、これはなんだぁ?」

男は将司の着けていたブラジャーのホックを外したのである。弾けたブラジャ
ーから大きなバストが露になった。将司は人目に曝された自分のバストを無意
識のうちに隠そうとするが二人の男に押さえられた腕は将司の意志には従うこ
とができなかったのである。

「ほら、この胸は作り物かな?どれどれ・・笑」
男は節くれだった大きな手で将司の乳房を鷲掴みにしたのである。
「あぁっ!いたっい」
その胸は作り物では無かったのである。
「あれ、これは作り物じゃなかったのか?」
そう言いながら乳首をクリクリと摘んだ。
「ちがう!僕は男だぁ、、ああぅ」
「おい、まだ言ってるぞ。この女(笑)」
男は煙草と汗の臭いのする臭い大きな顔を将司の顔に近づけると小さな声で
「男性のシンボルは隠してるのかなぁ?」
大きな手が将司の穿いているショーツの上から股間に押し当てられたのである。
「みつからないなぁ!」
指がショーツの中に侵入して来たのである。指は容赦なく侵入し将司の体内に
も入ろうとしていた。
「やめてくれ!」
「じゃ、これは何なんだ?えっ!」
指が将司の下腹部から中に侵入していた。
「あぁ」
「どうなんだ?おまえは男かぁ?もっと、わからせてやろうか?」
「お・ん・な・・・です」
「オイオイ、違うだろ!おまえは淫売女だ。ほらこんなに」
スルッと指を将司の身体から抜き取るとネットリと愛液のついた指を目の前に
示したのである。目の前に閃光が走った。


メンズラボ


「起きて!早く、なに寝てるのよ」
将司が目を覚ますと目の前に心配そうな顔をした美雪(真央)がいた。
「寝ぼけないで早く準備をしてよ、これに着替えて」
彼女は自分の用意した衣服を睦美(将司)に手渡したのである。
「これは?」
「着替えよ、パジャマじゃ、逃げられないでしょ。靴はこれに履き替えて」
将司は手渡されたサマーセータを着て、
「これはスカートじゃないか、僕は男だぞ。こんなもの穿けないよ」
「何を言ってるの、あなたは女よ。早くしないと見つかるわ」
「・・・・」
「一生、ここで実験台になりたく無いんだったら早くしなさいよ」
将司は渋々スカートを穿いたのである。問題は靴であった、履いたことの無い
ハイヒールで歩くこともままならないのである。
「行くわよ。そろそろ巡回の時間になってしまうわ」
「ちょっと、、待って!」
将司はハイヒールを手に持つと裸足で歩き出した。すると今度はスカートが足
に纏わり付き、慣れた歩幅では歩けないのである。



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